LIVE REPORT
🍋2024/2/25(日)
☆『public house GODY'S オープン記念こけらおとしLIVE』
in public house GODY'S
〜寒さを吹き飛ばす三人の漢の声!可能性を乗せてRock'n'roll Rocket発射!!〜
2024年も2月後半に差し掛かり、初夏の陽気の日もあれば、寒風吹き荒れる真冬の寒さの日、冷たい雨の日と、なんとも身体に堪える気候が入り乱れております。
2024年より、20年以上GODYが鍋を振るって来た新橋裏めし屋(旧裏なんくる)がbeer&food GOGUN'Sと統合し、新たに「public house GODY’S」として再出発したのは皆様もご存知でしょう。
そして2月25日、この新たなGODYの『城』で、料理人GODYでは無く、アーティストGODYとしてお客様の前に立つと言う、今までありそうで無かったイベントが開催されました!!
きっかけは、万天狗の伊藤力さんの提案だったそうです。
そんならやってみよう!とGODYを始め、アヤコさんとマネージャーASA★KO🍄と共にその準備を進めて来ました。
そしていよいよ、その日を迎える事が出来ました!
当日はあいにく、冬の冷たい雨が降る天候となりましたが、少人数限定のこのライブチケットをゲット出来た方達が開店時間にはもう集まっていました。
この日はお店もフードはライブ限定メニューで皆様をお迎え!
いつも通っているお店で見慣れた光景のはずですが、何か違う、楽しみと期待が溢れる雰囲気が漂っていました。
開演前ですが、トルタモンズのGONTAは珍しく演奏前に既にお酒を飲んでいる様子。
GONTA曰く「力さんに飲めって言われたから飲んだ。もう酔っぱらってる(笑)」と言っていました(笑)
いよいよ開演!
本日の主役である伊藤力さん、トルタモンズのGONTA、そしてGODYの三人が揃っての挨拶!
そこで「黄金のトランプ」をGODYが取り出し、それを引いて本日の順番を決めました。
そして、決まった順番は・・・・「伊藤力→トルタモンズ→GODY」!
何やら仕込みも疑われる、出来上がったかのような順番決めで三人とも笑っていました(笑)
早速、1番手の伊藤力さんの演奏が始まりました!
あの、『万天狗』のギターボーカルで、力強い漢の演奏が魅力的な方です!
力さんは「万天狗ではやらない曲をやりたい」と言っていました。
その通り、1曲目は沢田研二の「勝手にしやがれ」!!
うおおおお!!って感じで始まりました。
お客様たちも手を上げながら身体を左右に揺らすお約束の動きを自ら行い、演奏を後押し!
そこからはゴリゴリの漢の熱唱が続き、最後は力さんが最初に買ったレコード、と言っていた「およげ!たいやきくん」!!
コミカルなようで実は悲しさを漂わせるこの楽曲を、力さんの魂の演奏で大いに盛り上がりました!!
この選曲、誰も予想していなかったでしょうね。
GODYも「今度はたいやきくん対決で」と言った事を言い、「たいやきくんのアンサーソングで対抗します」と言っていました(笑)
果たして、この対決は実現するのか!?こうご期待です!!(笑)
2番手はTHE LEMONADE-Z+のベーシストGONTAによるソロユニット「トルタモンズ」!!
ベース一本での弾き語りという、なかなかお目にかかれない演奏です。
GODYもとにかくそのベース一本での演奏を絶賛しており、お客様たちもその演奏に心奪われています。
昨年9月に発表されたトルタモンズの1stアルバムからの選曲と、そこに収録されていない楽曲での組み合わせのセットリスト。
レモンズは既に聞き慣れたもので、一緒に歌っている人も沢山いました。
そして終盤を前にGONTAが「この日のために新しい曲を作ろうと思ったけど…間に合いませんでした」と会場の笑いを誘いながら、ライブでの初披露となる「黒に射す」を熱唱!
この楽曲の説明をGONTAがしていましたが、ちょっとこちらには載せられない内容ですので割愛します(自主規制 笑)
盛り上がりも最高潮になり、終了かと思いきや、会場から当然の如くアンコールの声!!
「ヘイ!ミスター」でアンコールに応え、全員が笑顔に、楽しさいっぱいになり、出番を終えました。
今回、ベース音がとても良い感じに聴こえました。
ここでは、ギターアンプを使用していたとの事で、それが良いのかは音楽ド素人の僕ではわかりませんが、皆さんも同じようによく聴こえたと仰っていました。
当然の如く、本人の演奏の素晴らしさがあっての事ではありますが、GONTAも「ギターアンプの方が良いのかな?」と言っていた通り、ここでも新しい可能性が見えたように感じました。
3番手はGODY!!
本人は毎日いるこの場での演奏にはさすがに緊張をしていました。
いつもはカウンターの中にいるGODYがアコギ片手に見た光景はどんな光景だったのでしょうか。
それは、自分の『城』で自らが自らの楽曲を力いっぱい歌い、それ聴いている人達の笑顔。
本人にとっては一つの夢で、そして大いなる喜びだったに違いありません!
GODYの一曲目は「Yes!THE OVERALLS!」
まさに「東京新橋のアジト」での演奏!
見事なまでにこの場での歌い出しとなる一曲目に相応しい楽曲ですね!
この日のGODY、緊張はありながらも終始笑顔が絶えませんでした。
この自分の『城』での演奏を心から楽しみ、その楽しみを噛み締めながら歌っていたに違いありません。
演奏は続き、みんな大好き「TANSEKI Rock 'n' roll」!!
この日はお初のお客様もいらっしゃいましたが、その方が抱腹絶倒でカウンターに突っ伏す程、ツボにハマっていらっしゃいました(笑)
しかし最後にはみんなと「YES!YES!」と両手をあげて楽しんでいらっしゃいました!!
そしてここで、「当日の朝6時過ぎに出来た」と言う、正真正銘の産まれたての新曲、「NA.NA.NA」を世界初披露!!
まだ身体に入りきっていない状態でやや手探りな演奏でしたが、楽曲はその題名のようにとても明るく楽しいものでした。
思わず手を叩きたくなるような、ハミングしたくなるような、これまでとはまた違った空気感を持っている楽曲になっていると感じました!
最後はやはりアンコールを受け、選曲したのは「Rock'n'roll Rocket」!!
アンコール用に何曲か準備して来ていましたが、お客様のリクエストでこれに決定しました!
実に久しぶりで、アコギでは初めてでは無いでしょうか?
いやぁ、久々に聞くRock'n'roll Rocketは良い!
これからの可能性を乗せたロケット発射!の瞬間だったと思いました!!
そのロケットにみんなが搭乗し、発射と共に本日の幕を閉じました。
今回のこの試みは、単に楽しいイベントが出来た、と言う事に留まらず、この場でもやれる!と言う事を証明する事が出来た機会だと思います。
事実、「またやって欲しい」と言う声もあがり、今後の可能性が大いに広がった、始まりの日になりました。
この度、この準備のために注力されたpublic house GODY'Sのママのアヤコさん、バイトでマネージャーのASA★KO、そしてBOSSである GODY。
本当にお疲れ様でした!
ありがとうございました!
また、この素晴らしい公演にチカラを貸してくれた伊藤力さん、トルタモンズのGONTA、本当にありがとうございました!
次も是非よろしくお願いします!
最後に、この日も熱心に応援と言うチカラを与えてくれたレモンズの皆さん、本当にサンキューrock 'n' roll!!
さあ、可能性と言う名のロケットが打ち上がったこの日がまた GODYやTHE LEMONADE-Z+の新たなスタートとなります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!