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LIVE REPORT

🍋2022/1/30(日)
☆『油&バクローザ/THE LEMONADE-Z』
in 神田THE SHOJIMARU
〜THE LEMONADE-Z 2022年始動。最高の一夜に放った自らへの"喝"!!〜

2022年のGODY覚醒への第一歩を踏み出した前週の豪華デュオ共演から一週間。
THE LEMONADE-Zの二人での2022年の始動はアニキと慕っているアブラジョーのリュウタさんが結成した豪華(むしろ反則級w)バンド「油&バクローザ」さんとの勝負に挑みました!

このようなご時世にも関わらずに続々と会場に集まるレモンズを含む聴衆の皆さん。
THE LEMONADE-Z二人の2022年始動への注目はもちろん、「油&バクローザ」さんとの共演への楽しみなど、皆さんそれぞれが胸を躍らせていました。
楽しみにしているのはTHE LEMONADE-Zの二人も当然の事。
GODYはリハから楽しくて仕方がなかったらしく、張り切り過ぎて始まる前から喉が痛くなるほどでした(笑)

そして、いよいよ開演時間!!
THE LEMONADE-Z、二人での2022年最初の演奏楽曲は「支配下の街」!
前週のライブでも杉山章二丸さんとのデュオ「GODIMA」でも披露された、現在の状況を表現しているような楽曲。
GEKKOMARUとの久し振りに奏でる音色を聴いて、2022年のTHE LEMONADE-Zが始まったー!!って感じました。
相変わらず、心に響くような歌詞とメロディ。
こんな状況下で支配下に置かれながらも働き続けるしかない。
何度も言っていますが、本当に世の支配者達に聞かせたいと思わずにはいられません。
GEKKOMARUのしっとりとしたコーラスも久々に聴くことができ、2022年の一曲目として先ずは会場の聴衆の心を掴むことができたと思います。

そして、二曲目は「Mama」!
ライブでの披露機会も多く、すっかりお馴染みになっている楽曲かと思います。
二人での始動にピッタリな選曲に思えました。
二人揃っての曲の最後の犬の遠吠えを久々に聴けましたし、楽しそうな二人を見てやっぱいいなぁ、なんて思ってしまいました。

ここでGODYからのMC。
本来この場はTHE LEMONADE-Zはアブラジョー内紛対決vol.2の中のオープニングアクトとして20分枠の予定でしたが、対バンとして50分枠となった事。
本来対決の主役の一人となるはずだったトルタモンズのGONTAさんに涙無しでは語れないような言葉で想いを発していました。
※GONTAさんゴメンなさい
ともかく、与えられたステージで自分達の全力を見せる。
その思いの中でクマちゃんのアコギに持ち替えました。

三曲目は「黄色い花」。
前週のライブでも披露されましたが、その前は2021年5月のGODYソロのアコギライブまで遡る、レアな楽曲。
記憶が確かなら、THE LEMONADE-Zの二人での演奏は初めてでは無いでしょうか?
GODYのしっとりとしたアコギの音色と歌声に、GEKKOMARUのブラシスティックでの静かなドラム。
最初はしっとりと聴かせ、徐々に声量を上げていく。
時計仕掛けのこの世界に生かされている、そんな白黒の街に逞しく咲く黄色い花。
そんな情景が目に浮かぶようでした。

四曲目は「Crossroad」。
これもアコギでの披露でしたが、エレキとはまた違った趣きを見せてくれました。
アコギでもエレキでも弾き語り、そして毎回違った感じで歌い上げ、演奏する。
これが聴けるのはまさにライブの醍醐味でしょう。
そろそろ5年目にさしかかるTHE LEMONADE-Zは聴衆を決して飽きさせる事は無い、正に覚醒に進んでいます。

五曲目は「ツッパリAdult rock 'n' roll」!
ここで雰囲気を変えて来ました。
実はこの楽曲、僕は大好きです(笑)
どんなにオジサンになろうとも、見た目は悪かろうがボロボロだろうが心のガソリンは常に満タン!
どんなに立派でも心が空っぽじゃエンジンはかからない。
そんなオトナのツッパリ方をしたいなあ、なんてしみじみ思ってしまいます(笑)

そしてまたGODYのMC。
実はこの日のGODY、ステージ上では緊張して自分の満足のいく演奏が出来ていないと告白。
そして自らに喝を入れるように「これから挽回するから!」と一声を上げました。
後にGODYが「丸さん達にカッコいい姿を見せたくて、客を見ていなかった」と語っています。
そんなGODYの姿勢を明らかに気付いた人は聴衆でもいなかったと思います。
それでも、やはり自分は誰に向けて歌っているのか、それは駆け付けたレモンズをはじめとした聴衆なんだ。
改めて思い直し、気合を入れ直し、自らに喝を入れる。
ステージでの失敗はステージで挽回する!
当たり前な事かもしれませんが、その姿勢に感銘を受けました。

そして挽回開始!
そしてキーボードの「小川トオル」さんが加わり、六曲目がスタート!
それは「imitation」!!
鍵盤が加わる事でどのような化学反応を起こしてくれるのか。
・・・・いや、もうね、、、、鳥肌立ちっぱなしでした。
特にサビ部分は鍵盤も合わせて一斉に盛り上がり、さらに鳥肌モノ。
小川トオルさんが加わった事でGODYの気合スイッチも入れ直したのでしょうが、とにかく、言葉では表せない、感動、感激、、、、
THE LEMONADE-Zの新たな可能性を垣間見ることが出来たと思います。

七曲目は・・・と始まる前にまだGODYは緊張が解けていないのか、アコギからエレキに持ち替えを忘れてしまう程。
会話もカミカミで余程混乱があったのでしょう。
逆にそれを笑いに変えて吹っ切り、小川トオルさんからの「楽しみましょう!」と言うひと言で正気を取り戻し、「4-wheel」の演奏開始!
もはやライブでは欠かすことの出来ない楽曲ですね。
爽やかな疾走感に鍵盤の音色が加わり、また違った爽やかさを感じる事が出来ました。
これまた身震いしました。

ラストは!やはり!みんなの楽曲「Day by Day」で締め!
ようやくGODYも本調子になった感じです。
表情からも吹っ切れて会場全体と楽しもうと笑顔が溢れていました。
楽曲は鍵盤が加わり、その洗練された音色が合わさる事で爽やかさがアップしました!
何と言うか、こんな情勢で無ければ立ち上がって一緒に身体を動かして歌いたい。
そんな衝動に駆られそうなほど楽しく、心地良く、心が揺さぶられる、そう言った色々な感情が綯い交ぜになりました。
今度は鳥肌ではなく、不覚にも涙でウルウルになる程、心が揺さぶられました。
とにかく、感動でした・・・!

演奏を終え、小川トオルさんと共演を讃えあうGODYとGEKKOMARU。
そんなシーンにもグッと来ました。
こうして、THE LEMONADE-Zの50分のステージは大盛況にて終了しました。

THE LEMONADE-Zに新しい風を吹き入れた小川トオルさん、本当にありがとうございました!
思えばTHE LEMONADE-Zの楽曲には楽譜も無いのにそれを難なく合わせてしまう。
マジ凄かったです!!

リングに例えれば、最初は集中出来ずポイントを取られていても、逆襲して最後にリングに立っている者が勝者だ、そんなステージでした。

会場の空気を温め切り、そして「油&バクローザ」さんが登壇!!
最初にも書きましたが、やはりこのメンバー構成は豪華を超えて反則レベルです(笑)

まずはギターのリュウタさんによる軽快なMC!
GODYの緊張感がリュウタさんにも伝染したのか、ドキドキだったようです。

そして演奏スタート!
リュウタさんの熟練されたギターの音色、小川トオルさんのしなやかな鍵盤の音色、ハルカさんの見た目とのギャップ抜群な力強いベース、そして大御所!丸さんのこれぞホンモノ!のドラム。
いや、やっぱ卑怯ですよ、皆さん(笑)

演奏のクオリティはもちろんの事こと、とにかく、皆さん心から楽しんで演奏をしている。
そしてそれを聴衆に送り届ける。
覚醒を期すTHE LEMONADE-Zがまず目指すべき姿、を見せ付けてくれたと思います。
そしてセトリの中に、本来アブラジョーでやりたかった楽曲をこのユニットで完成させ、披露して下さいました!

そしてそして終盤にはダンサーの「katie」さんが登壇!!
華やかなステージに艶やかさも加わり、もう会場全体のボルテージは最高潮に!
本当に満腹以上の満足感を得る事が出来、幕を閉じました!

演奏が終われば演者、聴衆交えた交流。
ファン的には最高の時間ですし、演者さんも一仕事終えてファンの皆さんとの垣根を越えた交流が出来る。
この終わった後のまったり感をこのTHE SHOJIMARUさんでは味わう事が出来る。
巣の姿を見せ合う事が出来る、素晴らしいひと時になったと思います。

今回、このような状況下で様々なご苦労があった中で開演にまで持って来ていただいた神田THE SHOJIMARUの丸さん、おてんちょう、スタッフの皆さん。
本当にありがとうございました!
(おてんちょうのブロマイド大事にします 笑)

そして対バンの「油&バクローザ」の皆さん。
素晴らしい演奏ありがとうございました!
また機会があれば共演を見たいです。

そしてそして・・・何よりこのような状況でも駆けつけてくれるレモンズの皆さん。
いつもTHE LEMONADE-Zの二人にパワーを与えてくれています!
本当にサンキューrock 'n' roll!!

本当に素晴らしいライブが終了しましたが、THE LEMONADE-Zの2022年は始まったばかり。
今年の覚醒をご期待ください!!

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