THE LEMONADE-Z+

～雲を突き抜け、届け！世界に！空に！魂の歌！！！

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朝から冷たい雨が降り、一気に季節が進んだような肌寒いこの日。
浅草の地の大きな舞台にTHE LEMONADE-Zが見参しました。

前回のライブから早4ヶ月あまりが経過していました。
この間、精力的にレコーディングに励み、さらに「世界進出」と言う公言通り、THE LEMONADE-Zが所属するレーベルとして「Good Punch.」が始動しました。
しかしその反面、いくつかの別れにも遭遇し、良い事・悲しい事が入り乱れた波瀾万丈な期間を過ごしてきました。

そんな中で、主催の浅草GOLD SOUNDSのボスであるSHUさんの悲願であった浅草でのライブフェスが紆余曲折を経て開催されました。
そんな記念すべき公演のトップバッターとしてTHE LEMONADE-Zが参加しました！

開演前から会場入口には多数のレモンズが列を作っていました。
みんな各々で「Good Punch.」で販売されているシャツを着て、既に一体感が溢れていました。

いざ開場！
入場してみると二階席まである立派な会場！
きちんと感染対策、ソーシャルディスタンスを保ち、観客には声が出せない分、掲げるためのパネルも用意され、このような状況下でも安心して盛り上げようと言う工夫がなされていました。

レモンズも続々と駆け付けて来て着席、そして開演時間となりました！！
GODYとGEKKOMARUがステージに姿を現すとレモンズは札やパネルを掲げてサイレントな声援を送っています。
二人ともそれに呼応し、さらに色々な思いもあってか何か感慨深い表情のように見受けられました。

この日は20分と言う短い時間での出番のため、演目は予め告知されていました。
始まる前からみんなで一つに、と言う気持ちもあったのかも知れません。

その一曲目は「DAY by DAY」！！
これはレモンズと共に、みんなで作り上げたと言っても良い、THE LEMONADE-Zを代表する楽曲の一つ。
まさに、みんなが一つになる、と言った気持ちにピッタリの選曲です！！
レモンズも声は出せないながらも拳を振り上げ、手拍子で盛り上げる。
一発目からみんなが硬い硬い一つの塊となる事が出来ました！

二曲目は「支配下の街」
何度も触れていますが、この楽曲は今のご時世に対して、THE LEMONADE-Zの表現方法で訴えかけているように感じられます。
感染は収束傾向にあっても、この国の迷走ぶりは相変わらず。
支配されている我々はそれに振り回されながらでも働いていかなくてはならない。
レモンズ達も静かに、そんな事を実感しながら聴き入っていたように思えます。

そして最後の曲を迎えるにあたってGODYから一言。
THE LEMONADE-Zの盟友バンドである「U.D.A」のKUMAちゃんとの悲しい別れがありました。
その思いも乗せて、KUMAちゃんの愛用していたアコギにて「U.D.A」に送った楽曲、「4-wheel」を歌うと言う事を。
短いながらも、GODYの思いが凝縮された、心に強く響く言葉から演奏開始。
何か、自分だけで演奏しているのではない、KUMAちゃんも一緒にこの場で演奏をしている、そんな風景が思い浮かびました。
これには会場のレモンズだけでなく、GODYからも涙が。。
この魂の歌声は、雨雲を突き抜けて天まで届いている、そう強く感じました。

20分、3曲の短いステージではありましたが、その分いろいろな思いが凝縮され、濃厚なステージであったと思います。

GODYは以前こう言っていました。
「人は二度死ぬ。一度目はその肉体が、二度目は忘れ去られた時に」
「4-wheel」はこれからもTHE LEMONADE-Zが歌い続けて行く事でしょう。
そうすれば、忘れ去られる事も無い。
改めて、人生と言うものを考えさせられる、そんな一時でした。

今回、このような大きな舞台にてライブフェスを開催するにあたって多大なるご苦労があった事でしょう、浅草GOLD SOUNDSのSHUさんをはじめとしたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました！！

そしてこの日集まってくれた沢山のレモンズの皆さん。
いつもいつもサンキューrock 'n' roll！！！

さあ、THE LEMONADE-Zの歩みは止まる事を知りません。
この日のように空が暑い雲に覆われようとも、そんなものは突き抜けるような衝撃で空へ、世界へ届くようなモノをお届けして行く所存です！

皆様におかれましてもお身体をご自愛いただき、元気に日々を過ごされる事をお祈りしております。
そして、またライブ会場でお会いしましょう！！！