
LIVE REPORT
🍋2020年9月20日(日)
☆『THE LEMONADE-Z presents.
Live Acoustic Lemon. vol.2』
【supported by Sachiko ic】
in 神田THE SHOJIMARU
~再始動、それは新しいスタート~
THE LEMONADE-Z、二人での久々の有観客ライブ。
それは3月29日の浅草ライブ以来、こちら神田THE SHOJIMARUさんではなんと半年も経っていました。
これほどまでに長い間、観客の皆さんの前で演奏ができないとは想像していませんでした。
イベントなどの開催制限も緩和されつつあるとはいえ、まだまだ予断は許されない世の中の状況。
そんな状況下でも再始動に向けて準備を着々と進めてきたTHE LEMONADE-Zの二人。
そしてその時を楽しみに待ち続けてきたレモンズの皆さん。
8月10日のGODYソロライブを経て、ついにその時がやってきました。
開場後、今回もいつもより人数に制限がある中、二人のライブを待ちわびていたレモンズが続々とやって来ました。
開演を前にGODY、GEKKOMARU、そしてレモンズ同士が笑顔で楽しく会話を楽しんでいました。
さらに今回もツイキャスでの配信もあり、画面の向こうで見守ってくれているレモンズの思いも背負いながら、開演時間を迎えました。
今回、対バンで出演いただいたナギラアツシさんの演奏。
関西人ならではのコミカルで楽しく、そんな中でも聴かせる素晴らしい演奏で会場を沸かせてくれました。
そして、いよいよTHE LEMONADE-Zの出番がやって来ました。
今回は前半がGODYソロ、後半でGEKKOMARUが加わる二部構成という豪華な内容となりました。
まずは「風と道と」でアコギならではの雰囲気でしっとりと聴かせてくれました。
二曲目はTHE LEMONADE-Zのレギュラー曲である「Under the moon」のアコギバージョン。
この哀愁あふれる楽曲はアコギにはピッタリに感じました。
三曲目は前回のソロライブでも披露した「Beautiful days」。
美しい世界観を感じさせてくれる、珠玉の名曲の予感を感じさせてくれます。
四曲目は雰囲気を変えて「Ne・ver・gi・veup」。
これもTHE LEMONADE-Zのレギュラー曲ですが、これまたアコギで聴くと違った明るさと爽やかさを感じさせてくれます。
そこから「楽園」、「4-wheel」と続いてGODYソロの最後は名曲「Imitation」!
これはTHE LEMONADE-Zのレギュラー曲の中でも重厚で難易度が高い楽曲。
それをアコギソロで、楽曲のイメージを損なわず、なおかつアコギで新しい雰囲気を表現してくれました!
ここまでで既に七曲を歌い上げ、第二部に突入!
ついにTHE LEMONADE-Zの二人でのライブが再始動しました!
後でも触れたいと思いますが、これは再始動というだけでなく、二人の新しいスタートになりました。
第二部最初はGODYソロライブ以来二度目の「働くおじさん」。
今回はドラムも加わり、よりリズミカルに楽しい雰囲気でした。
続いてはこれは本当に久しぶりの披露となる「黒珈琲」。
このアコギの音色をしっとりとコーヒーを飲みながら聴き入りたくなるような楽曲です。
次は出来たてホヤホヤの新曲、「WALK」!
どんな状況でも前を向いて歩いていくしかない。
今のこの状況でも歩いていこう、といったメッセージを感じました。
ここからは雰囲気を変えて「ツッパリ Adult Rock'n'roll」!
これもGODYソロライブ以来でしたが、いくつになっても楽しくツッパって生きていこうぜ!と楽しい気持ちにさせてくれます。
続いてはTHE LEMONADE-Zレギュラー曲でも人気が高い「Day by Day」!
THE LEMONADE-Zとレモンズが作り上げたと言っても過言ではない、「みんなの楽曲」
これをアコギの音色とともに、爽やかに歌い上げてくれました。
この頃にはもう、拍手や手拍子だけでなく、拳を揚げて盛り上がるレモンズも多数いました。
マスク着用でみんなで歌う事が出来ない中でも、少しでも楽しく盛り上がりたい、といった気持ちが出ています。
そしてフィナーレを目前にしてGEKKOMARUによるドラムイントロが鳴り響く・・・・。
そのイントロはもうレモンズにはすぐに分かるあの曲・・・・。
そう・・・・「In Control」!!!
まさかこの楽曲のアコギバージョンを聞く事が出来るとは!!
もうレモンズの興奮は最高潮!
本当にマスク着用がなければ、みんな大声を張り上げる事が出来れば、と思ってしまいました。。
それでもアコギでの一味違う音色であっても会場一体となり、大いなる盛り上がりで幕を閉じました。
・・・・・と、思いきや。。
場内からお約束のような「アンコール」の大合唱!
GODYもGEKKOMARUも困惑の表情・・・・(笑)
お店からのOKはでたものの、本当にアンコールの想定がなかったらしく、選曲に戸惑う二人。。
レモンズからのリクエストで「Mama」を演奏することになりました!
即興で練習もなしで「Mama」のアコギバージョンを苦しみながらも演奏し切った二人。
最後は深々と御礼で頭を下げ、レモンズも大拍手で今度こそ本当に幕を閉じました。
このライブ中にGODYが「いつもライブでは新曲を持って来たい」と言っていました。
今年は活動休止期間が長く、再開時には変わらないTHE LEMONADE-Zをお見せしたいと思ってしまうかも知れません。
ですがGODYはもっと先、新しい境地を常に見ています。
毎回新曲を持ってくるというのは簡単な事ではありません。
新曲を作ったらそれを練習して上達をしてから次に、という事を我々は考えがちかと思います。
ですがGODYは「練習している間に歩みを止めてしまっている。そんな中でも常に前に進みたい」といった考えがありました。
現状を固めてから次に進みたいと考えるのではなく、前に進みながら根っこをがっしり張りたい。
正直、並大抵な覚悟ではありませんし、自らをあえて厳しい状況に持っていくことになります。
それでも、とにかく常に新しい姿をレモンズのみんなに見てもらいたい、そして成長していきたい。
それはやはり、活動を重ねていく中で沢山の経験をして、それによりレベルアップしてきたTHE LEMONADE-Zがなせる業なのでしょう。
本当にこの姿勢には刺激と感動をもらいました。
今回のライブは二人の「再始動」だけでなく、新しい「スタート」の場でもあったと思います!!
まだまだ厳しい状況が続く中、万全の態勢で公演を実施していただいた神田THE SHOJIMARUのスタッフの皆さん。
本当にこちらでのライブは気持ちよく、楽しい時間を過ごす事が出来ます。
いろいろご苦労もあったと思いますが、本当にいつもお世話になっております。
ありがとうございました!!
最後に、いつもどんな時でも駆けつけてGODYとGEKKOMARUを応援してくれるレモンズの皆さん。
そして残念ながら会場に来れなくてもツイキャスで応援してくれていたレモンズの皆さん。
THE LEMONADE-Zはレモンズと共に突き進むバンドです。
本当にサンキューrock 'n' roll!!!
さて、今後は10月の浅草、11月のここでのワンマンライブとまだまだライブは続きます。
いつか以前のような状態での、沢山のレモンズが駆けつけて大きな声を張り上げて歌う日が必ず戻って来る事を祈っています。
何より、皆様におかれましては健やかにお過ごしいただき、またライブを楽しみましょう!
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